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サロン外伝 第1章 画家ロートレックと出会って

 ブンサロマダム、さらだたまこのもう一つの連載は、サロン外伝です。
 

サロン活動が繰り広げられたヨーロッパに芽生えた麗しい愛の物語。
外伝に登場するのは、サロンを主宰したマダム以外の人物です。

 

まずは、このブンサロサイトを彩るロートレックの絵画にちなんで、ロートレックの人生と彼の人生を彩った多彩な女性達の物語から始めていきましょう。

 

ブンサロのイメージマダムのミシア・セールも惚れ込んだ芸術家ロートレックは、激しい情熱で女性を愛する男性でした。
脚の成長が止まる奇形という外見上のハンディキャップをもちながらも、多くの女性を魅了したロートレック。

 

ブンサロのマダム、さらだたまこも仕事上少なからず、ロートレックに関わりをもってきました。
最初に出会ったのはもう随分前です。
そのころ、私は20代でしたから・・・
TBSが『芸術家の食卓』というハイビジョンの実験映像を作ってスイスのモントルーで開かれるエキジビジョンに出展することになり、美しい料理映像をモチーフに番組を構成することになりました。
そのとき資料で出会ったのがロー トレックの料理書でした。
ロートレックのポスターは折に触れて見ていたから、無意識に自然のうちに記憶に刻まれていましたが、その頃、あまりロートレックにつ いて知識がなく、あのポスターを描く画家が、自ら料理もするパーティー好きのグルメだったんだ、ということをそのとき初めて認識したのです。

 

それから、ずっと時間が経ちました。
2009年、今度はミュージカルでオリジナル脚本を書き下ろすことになり、その題材にロートレックを選んだことで、彼の人生が久々に、そして随分身近になりました。
ミシア・セールの存在も、その縁で出会ったわけです。
ミシア・セールに出会わなければ、このブンサロサイトの発想もなかったわけで。
やはり、巡り巡るいろいろな縁(えにし)を不思議に思います。

 

さてさて、話を本筋に戻しましょう。
外伝の主役の一人、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック。
1864年生まれ。
現在もパリのナイトスポットでおなじみのキャバレー『ムーラン・ルージュ』の踊り子たちのポスターを描いて一躍有名になった19世紀末の著名な画家、それがロートレックです。

 

彼の作風は、それまでの絵画に見られない斬新な手法で、いわばモダンアートのパイオニア的存在でした(本人がそれを意識したかどうかは別として)。
彼が、なぜそんな絵を描いたか? 
どうして独特な作風を編み出したのか?
それにはいろいろな理由があるわけですが、彼の恋愛遍歴やそれに伴う女性観が、大きく彼の作風を創り出したといっても過言ではないでしょう。

 

ということで、このサロン外伝は、ロートレックの生涯を様々な角度から綴っていくことにいたします。
ロートレックが愛した女性達も次々に登場しますし、父や母や、親友のような存在であった従弟のことなど、また親交のあったゴッホ、ムーラン・ルージュの踊り子達とのさまざまなエピソードも綴っていきます。


外伝第1章は、序章のような内容になってしましたが、続きは、第2章で。
(さらだたまこ)
 

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